昔話は本物を

「日本昔話」というものは、誰もが聞いたことがあると思います。

有名どころでいうと、桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫、さるかに合戦…などなど。

言い出したらきりがないぐらい有名で語り継がれているお話はたくさんありますよね。

「今ではどんなストーリーだったかは説明はできないけど、なんとなく心に残っている。」「お母さんが寝る前に絵本読んでくれていたな。」「今まさに子育て真っ最中で、子どもに読んでます!」

というくらいに、皆さんに馴染みのある物語だと思います。

物語のストーリーは、めでたしめでたし^^

で終わっていることが多くあると思いますが、これはいったいどういうことなのか?

深堀していこうと思います。

例 桃太郎パターン

桃太郎のお話でいえば、桃太郎は悪さをした鬼を退治します。

これにより村の住人たちは安心して暮らすことができました。

昔話には、悪は悪!正義は正義!とはっきりと表現しています。

私が幼少期の頃はコンプライアンスなんて言葉も世に広まってなく、表現も過激で「鬼を殺してしまいました。」と表記していた記憶があります。

年々「こどもにこんなお話聞かせられない」「いくら悪いことをしたからって殺してしまうのはかわいそう…」

このような意見も一理あると思いますが、幼少期だからこそ!悪いことは悪いんだ!とはっきり教えるべきではないのか、私はそう思います。

実際いまの桃太郎のお話では、鬼は反省してみんなと仲良く過ごしていますーーーー。なんて終わり方をしているような。

何がいけないのか

この終わり方ももちろん美しいですし、素敵なお話だと思います。

しかし近年、凶悪犯罪が横行しており、闇バイトなどに手を出す若者がたくさんいることも悲しい事実です。

もちろん、育ってきた環境も大いに関係しているとは思いますが…。

はっきりと悪い事は悪い、悪さをしたらどんな目にあうのか。

悪いことをすることで、悲しむ人がどれだけいるのか。

「お天道様は見ている」この言葉も昔からありますよね。

昔から語り継がれているもの。

今の私たちが安易にすり替えていいのでしょうか。

大袈裟のようにも聞こえますが、頭の片隅でも入れて頂ければ嬉しく思います。

お母さんとこどもが楽しそうに絵本の読み聞かせをしている絵.png

…とはいえ、今までさんざんあれこれ語ってきましたが一番大切なことをお伝えします!

それは物語のストーリーを忠実に伝える、ということではなく…大好きな人から絵本を読んでもらうこと!

これが何よりです。大好きなお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園の先生、幼稚園の先生、などなど。周りの大好きな人たちから読んでもらえるぬくもり。愛情を感じる。これが何よりです。

小学生にもなれば、自分で読むこともできるでしょう。

しかし子どもから「読んで~」と言われれば是非!読んであげてください。たくさんの愛情を与えてあげる方法の一つなのですから^^

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